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母への詫び状-藤原咲子著- [本棚]

この本の著者は、「流れる星は生きている」の著者藤原ていさんの娘。
満州から引き上げてくる時生後1ヶ月だった咲子ちゃん。

副題として-新田次郎 藤原てい の娘に生まれて-
となっています。


母への詫び状 - 新田次郎、藤原ていの娘に生まれて

母への詫び状 - 新田次郎、藤原ていの娘に生まれて

  • 作者: 藤原 咲子
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: 単行本








子供の頃を中心とした自分史?

「流れる星は生きている」は体験を基にした創作だそうですが、親子が引き上げてきたその後の様子が咲子さんの目線で書かれています。
(引き上げ後、数年間ていさんは寝たきりだったそうで、引き上げの大変さを物語っていると感じました。また、咲子さんも極度の栄養失調から後遺症もあったそうです。)

子供時代から、なじめなかった母(藤原てい)に対する思いを中心に書かれていて、はじめはあんなに強くて賢い母親だと思えた ていさんが、良い母親ではなかったのかとちょっとがっかりする思いで読みました。
が、晩年 ていさんが認知症をわずらってからの母娘の心の交流、特に咲子さんの心が軽くなる様子にほっとさせられました。

どんな母娘でもある程度ボタンの掛け違い等から来る心の葛藤があるかと思いますが、自分が母となじめないと感じている人に読んでみて欲しい本だと思います。
もしかしたら、この本をきっかけにお互いを認め合える関係になるための努力を始める後押しをしてくれるかも。





そうそう、咲子さんのお兄さん(藤原ていさんの次男)の藤原正彦氏の書かれた「国家の品格」も読みました。
こちらは、同意できる面も多く面白かったのですが、結論に突っ込みどころが満載でした(^_^;)
この年頃の高学歴の男性が好みそうな本って感想です。
でも、読みやすい文体だったので、正彦氏(数学者)の書いた数学関係の本も読んでみようと思います♪

国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)

  • 作者: 藤原 正彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 新書






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祖母の終戦後の引き上げについて訂正 [本棚]

先日の「流れる星は生きている」の記事で、私の母が旧満州で産まれたと書いたら母から連絡が。
「私が産まれたのは北京だから満州じゃないよ」と言われた。
「旧満州国って意味では満州なんじゃない?」と言ってみたものの、不安になったので調べてみたら!


北京は満州国に含まれない! っぽい


祖母がいたのは支那って事かな?
(どなたかご存知ですか?)

「流れる星は生きている」では、ソ連占領地域からアメリカ占領地域を目指して、韓国の38度線を越えて逃げてきている。
ソ連は日本人の引き上げをさせないと主張していたらしく、ソ連占領地域からの引き上げは中国国民党支配地域より大変だったそうです。
もちろん中国国民党支配地域からの引き上げでも、日本の土を踏めなかった方々も多いようなので、大変だったと思いますが、引き上げの時の状況は「流れる星は生きている」とはかなり違いそうです。


祖母は晩年も中国が大好きで、中国語を学び度々中国に旅行もしていました。
私が北京へ旅行に行ったときも当時の住所を渡され、住んでいた地域を探したりも。
(当時北京大学に留学していた叔父が調べてくれたのですが、地名が色々変わっているらしく正確な場所は分からず、それと思われる場所を散策してきました。)
祖母は当時、中国の方々に良くしていただいたのではないかと、想像します。




現在の中国で、戦時中に民間の日本人がいたは、みんな満州だと思い込んでいたので、勉強になりました。
(祖母は「北京、北京」ってしか言ってなかったので、私が勝手に満州だったと思い込んでいたんです。)


母へ
調べた結果、上記のような事のようです。
間違えてしまって、失礼しました<(_ _)>

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流れる星は生きている -藤原てい著-  [本棚]

この作品に星マークはつけづらい。 
よって星マークによる評価ナシ。


第二次世界大戦の終戦を満州でむかえた女性が、
生後1カ月、3歳、6歳の子を連れ、夫ともはぐれ
1年以上かけて引き上げてきた時の体験をもとに書かれたもの。







お金がなくなり、何とか稼ぐ方法を考え、実行する。
恥をかなぐり捨て、自分の倫理観とも戦う。
赤ちゃんを背負い、子供の手を引いて
何も見えないほどの暗闇の中、山を越え逃げる。
他人にたいする余裕をなくした日本人から受ける酷い言葉。
想像を絶する体験の数々。

読みながら隣で眠る1ヶ月、2歳、6歳の子供達を眺め、自分に置き換える。
どう考えても私では生きて帰ってこれると思えない。


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レバレッジ・リーディング 本田直之-読書-★★★★☆ [本棚]

★4つ。
最近読む本は当たりが多い(^^)


この本はビジネス書は多読する事を薦めている本。

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

  • 作者: 本田 直之
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




私の読書への考え方の変化から、とても受け入れやすい本でした。
数年前からビジネス書を読むことが増えているのですが、実用書のような読み方をしていました。
全部は読まなかったり、読んだ事があるようなところは読み飛ばしたり。
それでいいんだと。更にもう一歩進めてイマイチだったらそれ以上読まない。とか、色々今後の読み方の参考になることも書かれていました。

ただ、「本は買って(自分でお金を払って)読んだ方がいい」と言う所は今の所実践できないな。
この読み方だと本にいっぱい書き込みをするので、確かに買わないといけないんですけど。
それ以外の理由も、言わんとしている事はその通りだと思うのですが、
資金の少ない者としては、多読しようと思ったら全て買うことは無理なので、工夫で乗り切りたいと思います。



紅天狗茸の読書メモ
・その本を読む目的を明確にする。
・同じジャンルの本を沢山読む。
・良い本は人に送る(考えを共有できる)
・本を読まない夫に、ビジネス書を要約してあげて読ませていた妻がいて、その夫はそのせいもあってかビジネスで成功した!
・一冊の本の16%をつかめればOK。
 80対20の法則(イタリアの経済学者:イタリアの富の80%を20%の人で生み出している)
・全て読まずに必要な所をよく読む。
・ダメな本は読み続けずに捨てる。
・1度読んだ本は2度読まない(数少ない例外あり)
・一冊の内容を俯瞰する。
・制限時間を設けて読む。
・最重要は読後フォロー。
 自分なりにシステム化する。
  大事な所はメモする。
  実践で試す。 
  メモを繰り返し読む。


上記読書メモは手帳に書いたので、時々読み返します(^^)

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一冊の手帳で夢は必ずかなう 熊谷正寿著 -読書-★★★★★ [本棚]

図書館で借りて読んだのですが、購入決定です。
紅天狗茸の本物の(ブログの中じゃない)本棚に入ることが決定しました!

かなりオススメの本です!


一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法

  • 作者: 熊谷 正寿
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2004/03/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




読みながら自分なりに手帳に手を加えたり、自分の「夢(やりたいこと)リスト」を作ったり未来年表(とりあえず約10年分)を作ったりして、

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お金は銀行に預けるな 勝間和代著-読書-★★★★☆ [本棚]

実は最近よく読む“勝間本” (でも、私はカツマーじゃないです)
今の私に一番すぐに実践的に役立つ1冊だったので、感想を記しておきたいと思います。



お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/11/16
  • メディア: 新書


星の数は4つ。
「理由はとっても参考になったので大満足♪ でも本棚に永久保存はしないだろうから」です。


お金のプロの著者が、一般の人向けに実際どう考える事が合理的か、
理由を示して教えてくれています。


私はお金の管理に興味があり、ゆ~~~くりではありますが、勉強中だったのですが、
株取引などの勉強から、個人で株をやることに疑問を持ってきたところだったのです。
私のように予算が少ないと、ポートフォリオも組めないし、株を選ぶ為に仕入れる情報を買うのにもお金がかかる(会社四季報とか、雑誌とか)ちょっとの株で利益が出たとしても、情報料で簡単に飲まれてしまう。
そんなことから手数料が多少高くても投資信託に注目していたのだけれど、どんな基準で選ぶべきか、どんな基準で管理していくべきか、情報不足もあって考えがまとまらないでいました。

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片づけられない女は太る-読書-★★★★☆ [本棚]

ぎくぎくぎくっ
思い当たる事ばかりです・・・。

夫はこのタイトルを見て「あったりまえじゃんねぇ」と同意を求めてきましたが、これが自分だと自覚のある身としては素直にうなずけません。
ちなみに夫はとてもマメで今は私が家にいるにもかかわらず多くの家事をしてくれています。(洗濯、ごみだし、洗い物、風呂掃除、子供ともよく遊ぶ)
そして痩せています。

「ちょこちょこ動かないから太るんだよ」(夫)
・・・・。
-無駄が嫌いなんだもん!どうせ動くならいっぺんに一石二鳥狙って一気に済ませちゃったほうが、トータルでかかる時間が少ないから無駄が無いもん!-(私の心の声)
しかし、実は最近少なくとも私(と実母)の場合、ばっちりその通りだと感じてきていたのです・・・。

タイトルからADHD関係の本かと思って読んでみたのですが、ADHDの本でもダイエットのノウハウ本でもなく、作者の体験記でした。
この本からダイエット情報が得られるわけではありませんが、読み物として面白かったです。
この本が目の端に引っかかると、PCから離れて少し家のことをするようになっています・・・。(最近ブログはまりすぎでPCの前にいる時間が長くなっているので)

おおっと、PCはこれくらいにして掃除でもするか[ダッシュ(走り出すさま)]


「片づけられない女」は太る

「片づけられない女」は太る

  • 作者: 小林 光恵
  • 出版社/メーカー: 新講社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本



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共通テーマ:日記・雑感

裏庭 -梨木果歩- ★★★★★ [本棚]

内容(「BOOK」データベースより)
昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い塀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。その庭に、苦すぎる想い出があり、塀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来事がきっかけとなって、洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた―教えよう、君に、と。少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。

児童文学ファンタジー大賞作品だそうですが、大人が読むのに適した作品の気がします。

雨の日に一人で静かに読みたい。何度も読み返したい。
子供の頃を思い出して感じる切なさのような、しなやかな力強さのような。
そんな作品でした。

裏庭 (新潮文庫)

裏庭 (新潮文庫)

  • 作者: 梨木 香歩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 文庫

Amazonのカスタマーレビューで“リアルなファンタジー”と評している方がいらっしゃいました。
言いえて妙ですが、その通りだと感じます。
読み終わってからファンタジー大賞だと知ったとき、「え、これファンタジーなの?」と感じて、振り返って考えてみて「確かに状況的にはファンタジーだな」と思ったのです。
ファンタジー独特のフワフワ感の無い作品だからでしょうか、内容は現実離れしているのに妙に現実感?がありました。


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西の魔女が死んだ -梨木果歩- ★★★★☆ [本棚]

日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、小学館文学賞 受賞作品。
-裏表紙より抜粋-
中学へ進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変わるひと月あまりを、西の魔女のもとで過ごした。西の魔女ことママのママ -以下略

山に登って、森の中一人でで読みたい。
一人旅に携えてゆきたい。

そんな作品です。

児童文学に分類される?のかもしれませんが、
大人である今だからこそ、好きな作品になったのだと感じます。
西の魔女のような女性になりたいです。

作品の中に銀龍草(ギンリュウソウ)という花が出てきます。
本文より
-その植物は、二十センチくらいの、葉を持たない銀白色の鱗をつけた茎の先に、やはり銀細工のような小さい蘭に似た花をつけていた。-
私は一度だけ山登りの最中に、この花に出会ったことがあります。
銀というよりは白く、透き通ったその花はとても神秘的で、心奪われます。
キノコの地下部分に寄生し、自分では光合成をせずキノコの栄養を奪うその花の美しさは、木々生い茂る山の中ならではの物でした。
一生の間にもう一度くらいは出会いたい花です。


西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

  • 作者: 梨木 香歩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 文庫


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春になったら苺を摘みに -梨木果歩- ★★★★☆ [本棚]

-背表紙より抜粋-
「理解は出来ないが、受け入れる」それがウェスト夫人の生き方だった。「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人とさまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。著者初めてのエッセイ。
 

妹に薦められて初めて読んだ梨木果歩さんの作品です。

結論から言うととても気に入りました。
行間に漂う雰囲気に、静かに包み込まれるよう。
旅を、予定を決めないゆったりとした一人旅をしたくなりました。
この本を片手に、電車のボックス席で流れる風景を見られたら。

想像しただけで、ゆったりとした気分になってきました。

 

春になったら苺を摘みに (新潮文庫)

春になったら苺を摘みに (新潮文庫)

  • 作者: 梨木 香歩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 文庫


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